Lesson4:なぜhinomarc.が必要なのか

最終更新: 5月21日

筑波大学教授 工学博士 の浅井武先生にご協力いただき、「ボールの中心をとらえることが、球技のパフォーマンス向上において、いかに大事か」の解説をしていただきました。

全4回シリーズでお届けします。

Lesson3:ボールの芯を捉えるためには>>


Lesson4 なぜhinomarc.が必要なのか

<文字起こし(一部補正)>


サッカーのボールテクニックは、キックにしてもドリブルにしてもカーブにしても、ボールの中心、それは物理的な重心なんですけども、それをとらえることが重要です。


例えば、インステップキックの時は重心に向けてしっかりインパクトする。そうすることによって、ボールが早く飛ぶ。また、カーブキックの時は重心から少しずらして回転力を与える。それをモーメントというんですが、それを与えることによってスピンしていく。また、無回転であれば、この重心に向かって真っすぐインパクトすることによって、ほぼ無回転で飛んでブレる、ということが起こります。


そういうキック技術、あるいは他の技術もそうですけど、それを身につける、発揮するためには、重心の位置と自分の足の動き、スイングの動き、インパクトの強さがどういう風になるかが非常に重要です。


それを把握するためには、この、視覚的に重心が示されているこのトレーニングボールを使うことによって、色んなインパクト、色んな重心への働きかけがどのようにボールに対して振る舞いを生み出すかを学ぶのには非常にいいボールだと思います。


このボールを活用して、色んなインパクト、色々なドリブル、色々なトラップをして、重心に対してどういう力を働きかけることによってボールがどのようにふるまうか、それを視覚的にも感覚的にも身につけてほしいと思います。


浅井武(あさい たけし)氏 プロフィール

筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。工学博士。ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP)(専任)、スポーツイノベーション開発研究センター長。

研究分野はスポーツバイオメカニクス、スポーツ工学。日本人スポーツ研究者としては、はじめて国際物理科学雑誌『Physics World』に論文が掲載。モーションアナリストとして、また名門・筑波大蹴球部の総監督を経て顧問、筑波大学女子サッカー部の顧問も勤める。多方面で活躍するキック研究の第一人者。


【関連記事】

・キックをベースに新たな研究にも挑戦を 浅井 武(筑波大学 体育系 工学博士)

・キック研究の第一人者が5種類のキックを使い分ける方法を一挙公開<インサイド&アウトサイド、インステップ、インフロント&アウトフロント>



【浅井教授による1分半講座】

・Lesson1:サッカーのボールテクニックを高めるために重要なこととは>>

・Lesson2:カーブキックを上達させるためには>>

・ Lesson3:ボールの芯を捉えるためには >>

85回の閲覧
  • Facebook Social Icon
  • Instagram