日本代表がサッカーワールドカップで優勝する日まで
苦手な球技、やりたかった父親とのキャッチボール
サッカーが好きだけれど、習ったこともないし、そもそも球技全般が下手だったhinomarc.®(ヒのマール)の開発者。球技が苦手だったということと、父親が忙しかったことで、幼い時に父親とキャッチボールをできなかった寂しさが募っていた。
3歳の頃からドラムをしていて、10~20代はバンドでドラムに明け暮れる日々。ドラムが上手になる方法を追求していて出会ったのが「ゆる体操」だった。その本の中で、球技上達に大切なことは「ボールの芯を捉える」ことを知り、「じゃぁ、ボールの芯が見えるボールがあればサッカーが上手くなれる!」とhinomarc.®の着想を得る。


ボールは打楽器だった!
ボールの構想を練っていく中で、「ボールは中心を蹴ると大きな音がしてまっすぐ飛ぶ/中心をずらすと高い音がしてカーブをかけられる」「ドラムも中心をたたくと大きな低い音がする/角をたたくと高い音がする」というボールと打楽器(ドラム)の共通点を見出した。
その気づきによって、サッカーが下手な自分でも、打楽器(リズム)的観点からサッカーのアドバイスができるのではないか、誰でも自分の子どもにサッカーを教えられ、親子のコミュニケーションができると、hinomarc.®の製品化を進めた。
「日の丸」とhinomarc.®
愛知県名古屋市出身の開発者。名古屋が嫌いで、日本が嫌いで、もう日本には戻ってこないつもりで飛び出した海外。
「お前の国はどんな国だ?何がある?」
「漢字ってカッコイイな!どんな意味があるんだ?」
みんな自分の国に誇りを持っていたけれど、自分は日本のことを何も知らないと痛感させられた。
日本に戻ってきて四国遍路や沖縄、日本中を旅して日本を知り、故郷の愛知県を知った。
hinomarc.®(ヒのマール)の名前は日本の国旗「日の丸」から来ている。
①marc(マール)→発酵堆肥、葡萄の搾りかすを発酵蒸留させたお酒(イタリア名:グラッパ)
②marc.(マルカート) →音楽記号:音をはっきりさせる
つまり、 音をはっきり意識しながら上達を加速させるプロセスはまるで上質なシャンパンを醸す発酵プロセスと同じ。
国産のボールで世界に挑戦する子どもたちを育てよう!
